パリとモンサンミッシェル2005 > 05/9/23 > モンサンミッシェル見学

モンサンミッシェル見学

 朝7時に起きて、ホテルの朝食を済ませ、早めにモンサンミッシェルへ車で行きました。できるだけモンサンミッシェルの入口近くの駐車場に停めるためです。
 8:30過ぎにホテルを出て、モンサンミッシェルの駐車場へ向かいました。駐車場は4ユーロでした。まだこの時間は車がほとんどいなかったので、一般の駐車場の一番奥でモンサンミッシェルに最も近いところに駐車できました。そこから、早速モンサンミッシェルの下の街に入って行きました。

モンサンミッシェルの麓の街 モンサンミッシェルの麓の街
朝早かったのでまだ閑散としています。やっと土産物屋とかが開き始めたメインストリートになるグランド通り。


 名物のふわっとしたオムレツの店やお土産物屋のある街を抜け、坂を上って行くとメインの修道院の入口に着きます。この時9:00過ぎぐらいでしたが、この時期は9:30にオープンになるのでまだ時間がありました。時間つぶしに東の城壁沿いの通路を通って、街の入口の方に戻って行きました。途中、再び街中の道に戻り、デジカメ用の乾電池を購入し、もう一度修道院の入口へ。9:20ぐらいでしたがすでに数十人の見学者が待っている状態でした。
 9:30に入場が始まり、一般の見学者は右に曲がってチケット売り場へ。ここで入場券(8ユーロ)を購入して修道院の中に進みました。何段も階段を昇って行き、西のテラスへと抜ける手前に各国語のパンフレットがあり、幸いにも日本語のパンフレットも置いてありました。そこから修道院内の教会などをぐるっと巡ります。最上部はかなり高いところまで行くので眺めは良いです。

モンサンミッシェルの上から モンサンミッシェルの上から
駐車場から街の方を眺めた景色。すぐ下に観光バスと島内のホテルや関係者用の駐車場、その向こうが一般観光客の駐車場です。この時間はまだ潮が引いています。かすんでしまって見えませんが、右奥の方にホテル街があります。

モンサンミッシェルの修道院付属の教会 モンサンミッシェルの修道院付属の教会
岩山の最上部にあたる位置にあり、この教会の足下周りに礼拝堂などが取り囲んでいます。

モンサンミッシェルの修道院の礼拝堂 モンサンミッシェルの修道院の礼拝堂
教会の内陣の真下にある礼拝堂。上の教会を支えているため、太い柱が並んでいます。

モンサンミッシェルの修道院の騎士の間 モンサンミッシェルの修道院の騎士の間
列柱廊の下にある騎士の間。


 見学はじっくり見ると2時間以上かかるのと、高低差がけっこうあり急ぐにも限度があるのでご注意ください。急な階段や狭いところも多く、ベビーカーなどは避けるべきです。全部廻ると日頃の運動不足か足腰がへばりました。
 タイミングによっては見学している間に潮の満ち引きで周囲の海が城壁のすぐしたまで波が来たり、引いた時には遠浅のかなり沖まで陸が現れたりするのが見れたりします。今回の見学中は最初は潮が引いていましたが、途中で満潮になり、帰るころにまた引きはじめという状態でした。
 修道院を出たあとは、お目当てのオムレツとガレットを食べに行きました。東の城壁沿いにあるテラス付きの小さなレストランに入り、そこでリンゴのクレープとチーズのガレット、ふわっとした名物のオムレツを注文しました。オムレツは黄身も入ったメレンゲを焼いた感じで塩味、ガレットはそば粉のような生地のクレープでこれも塩味です。妻はチーズが嫌いなので、あとでプレーンのガレット(バターのみ)を追加で頼んでいました。おいしくいただきましたので、大満足でした。

モンサンミッシェル名物、オムレツ・ガレット・クレープ モンサンミッシェル名物、オムレツ・ガレット・クレープ
食べかけですみません。手前がガレットでチーズがのっています。薄いので折りたたんで食べていました。右がふわふわのオムレツ。柔らかく焼いてあります。奥がリンゴのクレープで、これだけ甘いです。


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■行った人
・私
この記録を書いた30代男。モンサンミッシェルを見たかったのと、TGVに乗るのが主な目的。LinuxZaurusユーザ(SL-C860)で、今回の旅行にも携行。フランスはおろかヨーロッパも初めて行った。
・その妻
今回旅行に行きたいと言い出した張本人。海外旅行好きな妊娠5カ月、なのに元気すぎ。パリは3回目だが、過去は旅行会社のツアーでじっくり見ていないとのこと。