パリとモンサンミッシェル2005 > 旅の準備

旅行の概要

 今回9月の連休を一部利用して、パリとモンサンミッシェルへの5泊7日の旅行を計画しました。前々からどこか海外旅行に行きたがっていた妻が妊娠し、幼い子連れではしばらく海外に行きにくいだろうということで、安定期に入るころを見計らって旅行することにしたのです。幸い妻は妊娠しても元気で、つらい症状も少なかったので、様子をみながら準備し、だめならすっぱりあきらめるつもりでいました。旅行直前にも担当の産婦人科で診察してもらい、医師は旅行自体に難色を示しましたが、自己判断で出発することにしました。基本的に長時間のバスや船は避けるようにして、極力電車での移動を目指しました。 あまり無理な計画は立てられそうになかったので、いつも国内の旅行でしているのと同様、自由な時間が使えるように自分達で宿や交通関係は手配しました。
 スケジュールは以下のとおり。
9/21(水) 関空12:00発 → パリCDG17:15着 <パリ泊>
9/22(木) モンパルナス→(TGV)→レンヌ→(レンタカー)→モンサンミッシェル <モンサンミッシェル泊>
9/23(祝) モンサンミッシェル観光→(レンタカー)→レンヌ→(TGV)→モンパルナス <パリ泊>
9/24(土) パリ市内観光 <パリ泊>
9/25(日) パリ市内観光 <パリ泊>
9/26(月) パリ市内観光 パリCDG13:45発 <機内泊>
9/27(火) 関空8:20着

旅の予約

 あらかじめ旅行の手配を自分でできることはしておこうということで、ネットなどでできる分の予約は旅行会社を使わずに自分でしました。航空券、宿泊施設、TGV、レンタカーです。
 航空券は早くから抑えにかかりました。関西国際空港からパリへの直行便はJALとエールフランスのコードシェア便しか出ていないので、そこそこ割引の利くJAL悟空で1カ月前には予約をしました。
 宿はパリに1泊後、モンサンミッシェルで1泊し、再びパリに戻って3泊という計画で予定しました。当初は、到着後レンヌかモンサンミッシェルへすぐ行くことも検討したのですが、やはり日程に無理があるので空港を利用する前後はパリに泊まることにしたのです。
 パリの宿は妻の希望でアパルトマンを借りる形式にしました。妻がいろいろネットで探してきて、英語が使えるところでメールで予約を取りました。割と安いところなのであまり期待せず。
 モンサンミッシェルの宿は、ネットマイルのポイントが貯められるので、海外の宿予約サイトのアップルワールドを利用して予約しました。
 TGVは早めに予約しておけば割引が良くなったりするのですが、今回はパリ・モンパルナスからレンヌまでの往復割引で購入しました。予約はフランス国鉄(SNCF)の英語サイトであらかじめオンライン予約しておきました。
 レンタカーは日本でもたまに見かけるHertzを使いました。こちらはオンラインでは予約せず、日本のHertzへ電話して予約しました。この方が確実な情報が得られますし予約も簡単だと思います。

国際運転免許証の取得

 レンヌからモンサンミッシェルまではバスへの乗り継ぎか電車で近くのポントルソンまで行くか当初迷ったのですが、バスは避けたかったのとレンヌでの乗り継ぎのタイミングによってはパリのアパルトマンへの戻り時間がフロント営業時間内に戻れるか心配だったため、最終的にレンヌからレンタカーを借りることにしました。そのため、国際運転免許証を取得することにしました。
 国際運転免許証を取得する場合、私の住んでいる兵庫県では3カ所で取得できます。最寄の伊丹にある阪神免許更新センターで取得することにしました。取得に必要なパスポート、通常の運転免許証、5cm×4cmの証明写真、印鑑、ボールペンを持って、金曜の朝一番に伊丹まで行きました。週末は取得できないのですね。証明写真は前夜に自宅でデジカメで撮影して軽く補正したものをインクジェットプリンタで印刷して作りました。
 朝8:50ごろに免許更新センター到着。再交付と同じく「国外免許」と表示されている窓口に並び、ここで手数料を払い専用の用紙をもらって2階の国外運転免許申請窓口へ。ここは1人で対応しているのでタイミングが悪いと待つことになりそうですが、ちょっと待っただけで受付してもらえました。ここで用紙に記入し、運転免許・パスポート・写真を出して台帳に捺印し、国際運転免許証にサインしたらおしまいです。通常の運転免許のように写真撮影とか視力検査はなく、9:15には手続きが終了しました。
 国際運転免許証は国内の運転免許証と異なり、A6サイズの冊子になっています。1年間有効です。パスポートよりも大きいです。最後の折り畳みページに提出した写真が貼り付けられます。場合により国内の免許も必要となる場合があるようです。ところで発行された免許証には「国際運転免許証」とあるのですが、申請窓口などは「国外免許」になっていました。国内では通用しない免許証なので、「国際=国内+国外」という誤解を防ぐため、あえて表記上「国外免許」としているのかもしれないですね。

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■行った人
・私
この記録を書いた30代男。モンサンミッシェルを見たかったのと、TGVに乗るのが主な目的。LinuxZaurusユーザ(SL-C860)で、今回の旅行にも携行。フランスはおろかヨーロッパも初めて行った。
・その妻
今回旅行に行きたいと言い出した張本人。海外旅行好きな妊娠5カ月、なのに元気すぎ。パリは3回目だが、過去は旅行会社のツアーでじっくり見ていないとのこと。