パリとモンサンミッシェル2005 > 05/9/22 > レンタカーでモンサンミッシェル

レンタカーでモンサンミッシェル

 時間も来たのでレンヌ駅の北東にあるレンタカーの窓口へ。ここには各レンタカー会社のオフィスが集まっているのですが、今回予約していたHertzは一番右奥でした。
 ここでも日本で予約後に届いていた英語の確認書と国際免許証・パスポートを出したので、あとは駐車場の位置とかの確認でした。日本ではレンタカー会社の担当者が車を目の前にして説明をしてくれたりしますが、ここでは駐車場がオフィスの東バスターミナルと線路の間にあって何番に停めたナンバープレートが何番の車でキーはこれ、みたいな説明を英語で受けたあとは自分で行ってらっしゃい状態でした。駐車場に行くと各レンタカー会社の車がずらっと並んでいて、指定の駐車位置の車へとりあえず行くことに。

Hertzのレンタカー Hertzのレンタカー
レンヌ駅の駐車場です。借りたのはオペルのアストラ(中央)。Compact Automatic というクラスで予約したものです。


 初めての左ハンドル車で、右側通行ということで慣れないことも多く、ウインカーとワイパーを間違えるだろうと思っていたら案の定間違えました。駐車場内でちょっとだけ発進の練習だけしていざ出発です。
 レンヌからモンサンミッシェルまでの道は全部日本であらかじめ調べておきました。Mappyというページでルート検索し、そこから地図も拡大して主な交差点の曲がり方も詳しく調べておいて持って来ていたのです。地図だけで十数枚になりました。レンヌ駅から市街地をしばらく走り最寄の高速道路に乗り、一度ジャンクションで乗り換えて北東へ。ポントルソン付近で高速を降りてからは西北西方向へ進む感じです。
 最初は右側通行なのと、大きな交差点がロータリー形式になっているので曲がり方に神経を使いましたが、高速に乗ってからはわりと簡単でした。助手席で妻がしっかりナビしていたお陰です。途中高速道路上のパーキングらしきところに寄ってみたのですが、そこには小汚いトイレとベンチがあるだけの本当に駐車スペースだけでした。

フランスのパーキングエリア フランスのパーキングエリア
見える建物が男女共用のトイレ。これ以外にはベンチしかありません。すぐ隣は柵で区切られただけで牧場が広がるのどかな景色。


 あとは妻が妊婦ということもあって全般的にゆっくりめに進みました。途中の車窓の風景はまるで北海道の十勝平野とか富良野とかのような感じです。なだらかな丘陵地に農地や牧場が広がり、小さな街が点在し森がそこここにあるというところ。高い山が少ないのが違いでしょうか。この時期は気候的にもちょうど北海道に近いような気がしました。事前に調べ忘れていましたが、高速道路は料金所がなく、無料で通行できました。支払いがめんどうかと思っていたので、拍子抜け。

高速道路上の景色 高速道路上の景色
牧場が広がる中を通り抜けています。なだらかな丘陵地帯がずっと続いていました。


 沿岸近くまでくると、遠くにモンサンミッシェルが見えました。遠くからでも見つけやすい形をしています。途中で駐車スペースがあったので、車を停めて遠景の写真を撮りました。
 無事モンサンミッシェルまでたどり着き、駐車場の方に向かってみましたが、誘導係員がいたのでひとまず手前で引き返して、モンサンミッシェルの南2kmぐらいの予約していたホテルまで戻って先にチェックインしました。ホテルはチェーンホテルのメルキュールで、これも日本でインターネットからアップルワールド経由で予約していたものです。チェックインも予約した確認用紙(バウチャー代り)を渡して済ませました。

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■行った人
・私
この記録を書いた30代男。モンサンミッシェルを見たかったのと、TGVに乗るのが主な目的。LinuxZaurusユーザ(SL-C860)で、今回の旅行にも携行。フランスはおろかヨーロッパも初めて行った。
・その妻
今回旅行に行きたいと言い出した張本人。海外旅行好きな妊娠5カ月、なのに元気すぎ。パリは3回目だが、過去は旅行会社のツアーでじっくり見ていないとのこと。