ＨＴＭＬで色を使うときにキーとなる「２１６色」を含めた色の説明です。

• ＨＴＭＬでは、色を主に数値で指定します。

• 色を表す数値は、主に16進法の６桁の数値を用います。（16進法が理解できなくてもかまいません）
  例として、白は「color="#FFFFFF"」となります。

• ６桁を２桁ずつに区切り、はじめの２桁がＲ（赤）、次の２桁がＧ（緑）、最後の２桁がＢ（青）になります。

• 理論上では、ＲＧＢそれぞれ２５６段階にできるので、全部あわせて約1670万色（256の３乗）が使えますが、見る側の人のコンピュータによっては、全ての色が正しく表示されない場合があります。

• そのためＲＧＢそれぞれを６段階に絞って２１６色（６の３乗）を用いることで、ほぼどのコンピュータでも正しく表示できるようになっています。
  このとき｢00｣、｢33｣、｢66｣、｢99｣、｢CC｣、｢FF｣の６つの数値を用いて色を表します。
  これらで表される全216色を「セーフカラー」などと呼んでいます。

• ＲＧＢ（赤緑青）は「光の３原色」といい、それぞれ単純に混ぜ合わせると下の図のようになります。
  ＲＧＢの濃淡を調整すれば、画面で表示できる全ての色を作ることができます。

• 数値が大きいほど、その光の色が強く、明るさが増すことを表します。

  

• Ｒ（赤）を強くしたいときは、Ｒの数値を１段階あげます。

  .　　　　　.

  #CC9933

  →

  .　　　　　.

  #FF9933

  すでに｢FF｣を使っているときは、ＧとＢの値を１段階下げます。

  .　　　　　.

  #FF6633

  →

  .　　　　　.

  #FF3300

  弱くしたいときは逆の手順になります。
  Ｇ（緑）とＢ（青）のときも同様です。

• 全体的に明るくしたいときは、ＲＧＢ各色を１段階ずつあげます。

  .　　　　　.

  #999900

  →

  .　　　　　.

  #CCCC33

  すでに｢FF｣を使っているときは、その他の色を１段階ずつあげます。

  .　　　　　.

  #FF6666

  →

  .　　　　　.

  #FF9999

  暗くしたいときは逆の手順になります。
  

• 色の見本を見て、そこから選んで使ってもかまいません。

• 以下にも色の見本を用意しました。216色セーフカラーが中心です。

  color1.html　……　背景の色
  color2.html　……　文字の色（背景白）
  color3.html　……　文字の色（背景黒）
  color4.html　……　文字で指定する場合