作成するファイルについての基礎知識です。保存の方法や場所を確実に守って下さい。

• 基本的にこの講座で使用するファイルの種類は４種類です。
  もちろん、それ以外のファイルもＷＷＷで使用できますが、ワープロや表計算のファイルは使用できないと考えておいて下さい。保存するときは、以下の（　）内の拡張子がついていることになります。

  HTML（.html）	文章を中心に、画像の位置やリンクの指定などを指定しているファイルです。
  GIF（.gif）	最大256色の画像ファイルです。イラストなどに用います。
  JPEG（.jpg）	約1670万色の画像ファイルです。写真などに用います。
  PNG（.png）	汎用的な画像ファイルです。昔のブラウザでは表示できない場合があります。

• ファイルやフォルダに名前を付けるときは、必ず半角英数字のみで名前を付けます。
  記号も用いないように心がけましょう。スペースも使わないようにしましょう。
  小文字で統一しておくと、他の人が見る場合も迷うことが少ないです。

• ホームページで用いられている記号とその読み方、入力のしかたは以下の通りです（一般的なJISキーボードの場合）。

  記号	読み	入力方法
  -	ハイフン	半角英数入力時に 「ほ」
  ~	チルダ	半角英数入力時に Shift＋「へ」
  _	アンダースコア	半角英数入力時に Shift＋「ろ」

• はじめに作成するファイルは、自分のホームページの起点となるページ（トップページ・ホームページ）とし、ファイル名は必ず「index.html」とします。ただし、これはテキストファイル（文字だけの文書）ですので、自分で「.html」と拡張子を記入します。
  
• ホームページを保存する場所は、新たにフォルダを作成し、その中にまとめて保存して下さい。ハードディスクでもフロッピーでも構いませんが、わかりやすい場所に保存しましょう。
  
• 他のファイルを作成した場合も、基本的には同じフォルダ内に保存して下さい。ファイルの数が多すぎたり、画像ファイルをまとめたりしたいときは、元のフォルダの中に新たにフォルダを作成しましょう。
  
• フォルダを作成した場合、その中にも新たに「index.html」を作りましょう。サーバー（HTMLを送信するコンピュータ）によっては、フォルダ内の全ファイルがサムネイル表示されてしまいますので、忘れないようにしましょう。

• 作成したファイルは、他のふつうのファイルを見るように、いつでもブラウザ（インターネットエクスプローラなど）で見ることができます。
  （WWW上で見ているわけではないので、別のインターネットの端末から見えているわけではありません）。
  作成途中のファイルをブラウザで確認することができます。

• インターネットエクスプローラの、「ファイル」メニューの「開く」を選び、「参照」ボタンを押して、作成したＨＴＭＬファイルを指定して開きます。
  または、もっと簡単な方法は、作成したアイコンをブラウザの画面にドラッグ＆ドロップします。

• 実際のインターネット上で閲覧できるようにするためには、ＦＴＰ（インターネットでのファイル転送）を使ってアップロード（ファイルをサーバーへ転送）する必要があります。