ＨＴＭＬタグ講座

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ＵＲＬの意味

ＵＲＬについての参考的な内容です。

【ＵＲＬとは】

一般に見ることのできるホームページは、通常プロバイダなどのネットワーク上につながれた「サーバ」というコンピュータに保存されています。一般のパソコンに保存されているだけではホームページとして他のコンピュータから見ることはできません。
（もちろん自宅のパソコンを常時接続した状態で、なおかつさまざまな設定をすれば、リスクはありますが「サーバ」にすることもできます。）
あるホームページを見に行くときには、サーバを探してその中のあるホームページを指定しなくてはいけません。その場所を示しているのがＵＲＬ（Uniform Resource Locator）といわれるホームページの住所です。アドレスなどとも呼ばれています。一般的に「http://～」と名づけられています。

【ＵＲＬが表していること】

例として、「お気楽バンコク旅行」のＵＲＬhttp://www.interq.or.jp/gold/katsu/Thai/index.htmlで説明しましょう。

http://	httpは「HyperText Transfer Protocol」の意味ですが、難しいので省略します。送受信の規約の一つです。他には「file:///」（自コンピュータ内のファイル）や「ftp://」（ファイル転送）などがあります。
www.interq.or.jp	サーバ（データを送信しているコンピュータ）の名前です。「or」は非商業法人（organization）の意味です。この部分が意味している内容は「ac」なら教育・学術機関（academic）、「co」なら企業（company）、「go」なら政府機関（government）、「ne」ならネットワークサービス、「ed」なら高校以下の教育機関（education）などです。その他地域ドメインというものもあります（例：「aichi」）。「jp」は「Japan」の略です。日本国内を表しています。アメリカ合衆国は省略します（発祥国だから）が、上の２文字の略称が３文字になります（「edu」「com」「gov」「org」「net」等になります）。
/	「/」（スラッシュと呼ぶ）は階層を表しています。ユーザの区分やフォルダ（ディレクトリ）の中身を表している場合が多いです。
gold	「gold」というユーザのグループの領域を表しています。
katsu	「katsu」というユーザの領域を表しています。
Thai	「Thai」というフォルダを表します。「お気楽バンコク旅行」のデータが「Thai」というフォルダにまとめられています。
index.html	ホームページに表示されるファイルの名前です。トップページなど、入口となるページは基本的に「index.html」とします。「index.html」は通常必須のページですので、省略することができます。つまりhttp://www.interq.or.jp/gold/katsu/Thai/と表しても同じことになります。

【アドレスを元にホームページを見る】

自分の見たいページのＵＲＬをブラウザのアドレス欄に入力すれば、そのページにジャンプします（最後に「Enter」キーを押します）。
しかし、ホームページの管理者の都合によって名前が変わったり、プロバイダを変更したりしていて、見たいページが表示されなかった場合があったりします。
ただ単に名前が変更しているだけなら、一つずつ上の階層のページを表示させることで、見たいページを探すことができます。
http://www.yahoo.co.jp/Computers_and_Internet/Personal_Computers/Macintosh/というページは今ではありませんが、まず「Macintosh/」を消し、それでも無いようなら「Personal_Computers/」を消してというようにして、上の階層を表示することで、目的のページにより近いところに到達できます。このとき、「…… /」の後ろのファイル名が表示されていませんが、実際には「index.html」という名のページが表示されています。
「index.html」という名のファイルが存在しない場合はサーバの対応状況によって表示される項目が異なります。
１）そのフォルダ内のページ全体が表示されない場合
２）自動的にそれに近いページが案内される場合
３）そのフォルダの中身が全てインデックス表示される場合
３）の場合、自分が見せたくないページも見えてしまうことを防ぐために、必ず「index.html」は作成しましょう。