ホームページのデータであるＨＴＭＬソースの表示方法と読み方を紹介します。

• 通常見ているホームページ（〜.htmlなど）は、ＨＴＭＬという言語で書かれた文章と、同時に表示させる画像や音声のデータが別々に保存されています。ホームページ作成ソフトによっては自動的に画像などをまとめて保存しますが、保存後は別々のものになっています。
  
• ソース（source：源、元）とは基本的にホームページとして表示される元の個々のデータを指しますが、ＨＴＭＬソースと言う場合はＨＴＭＬで書かれた文書のことを指します。このＨＴＭＬソースの書き方をこの講座で習得しましょう。

• 普段見ているホームページのソースを見ることができます。
  
• ソースを見たいホームページの中で、リンクや画像がない場所（例：ここ）で右クリック（Macでは「クリックして待つ」と読み替えて下さい．以下同）します。右のようなメニューが出てきますので、ソースの表示を選びます。
  
• お使いのブラウザによって少し異なりますが、ＨＴＭＬのソースが表示されます。タグが色つきで表示される場合もあります。
  
• もし画像やリンクのところで右クリックするとソースが表示できない場合があります（下の図、IEの場合）。文字の上か余白を使いましょう。
  
• フレームでページが区切られている場合は、それぞれ別のソースが表示されます。フレームの枠線がない場合（例：このページ）もあるので注意しいて下さい。
  
  　
  

• ソースはすべて文字です。文字を編集できれば、ソースも編集できることになりますが、色や文字の大きさは関係ありません。
  
• ソースの例（このページの一部）を以下に示してみましょう。

• このようにＨＴＭＬのソースには <　> で囲まれた文字がいくつもあります。この <　> で囲まれた文字のことを「タグ」と呼んでいます。このタグが、ホームページとして表示されるとき、どう見せるかを決めているのです。
  
• タグをいくつか見ていると、<　> と</　> でセットになっているものがいくつもあることが判ると思います。これは（と）や、［と］などのカッコに相当するもので、<　> と </　> の間をこうしますよ、という意味になります。
  上のソースでは、<A HREF="00.html">ホームに戻る</a>の部分は、「この範囲をクリックすると'00.html'というページ（ホーム）にリンクします」という意味を持っているのです。
  
• また、 </　> がなくても何かしらの意味を持つタグがあります。例えば<HR>というタグは、「この位置に水平線を引きます」という意味を表しています。</HR> というタグはありません。

• 同じタグでも「<…… ***>」というように、半角のスペースで区切られたタグがあります。この「***」の部分は「属性（オプション）」という追加の機能を表します。
  （例：<TABLE CELLPADDING=3 width=100%>）

• ＨＴＭＬの文書は全てテキスト（文字）だけです。画像や音声、動画などは、そのデータの場所が記されているだけです。
  （例：このページでは「p/04s1.gif」などがそうです）
  
• 強制的に改行するためにもタグが必要です。<BR>や<P>などがそうです。
  
• タグを表すために「<」「>」「"」「&」などは普通に表記できません。このページのソースを見てみるか、特殊文字の表記をご覧下さい 。
  
• これらのタグを少しずつマスターしていけば、このページのようなホームページが作成できます。全部覚える必要はありません。
  この方法を使うと、他のページがどのように作成されているかを学ぶことができるのです。