ホームページを公開する前にチェックしておきたい項目です。
【HTMLタグの確認】
- HTMLタグの文法上の誤りがないか確認しましょう。
- ブラウザ(Netscape Navigator や Internet Explorer など)で実際に表示させてみて、表示がおかしくないか確認しましょう。
表示がうまくいっていない場合、良くある原因は
・タグのスペルミス(<TABRE>、<… ARIGN="〜">)
・属性の値によっては「"」で前後を囲まなくてはいけないものがあり、その書き忘れ。
・開始タグを消したのに終了タグを消さずに残している。
・複数のタグの開始と終了が混在している。(「<B>あ<I>い</B></I>」より「<B>あ<I>い</I></B>」とします)
・一部のブラウザでしか機能しないタグの使用。(<BGSOUND>、<BLINK>、<MARQUEE>など)
- タグの「>」「"」の閉じ忘れや、省略できない終了タグの書き忘れなどがないようにしましょう。
- 丸数字や単位記号などの機種依存文字を使っていないか確認しましょう。
- ページ上で表示させたい「<」「>」「"」「&」は、それぞれ「<」「>」「"」「&」にするなど、特殊文字の表記に注意しましょう。
- ファイル名に半角の英数以外のひらがな・漢字・カタカナ・全角の英数字は使えません。半角のスペースや「/」「\」「:」などの記号も使えません。オフラインでは表示できても実際にホームページとして見ることができなくなります。
また、大文字・小文字も実際のホームページでは区別されます。
- どのフォルダ(ディレクトリ)の中にも「index.html」という名のファイルを作成しておきましょう。サーバによっては、全ファイルがインデックス表示されてしまう場合があります。
- ファイル名を後から変更した場合、リンクの設定や画像の表示などでそのファイル名を使っているとリンクできなくなったりページ上に表示されなくなります。フォルダ(ディレクトリ)の名称を変更したり移動したりしても同じです。
- <BR> の使いすぎには注意しましょう。自動的な改行を用いるか、リスト表示などを活用しましょう。
- 背景画像を指定したときは、背景色も近い色に設定しておきましょう。ページの見た目の雰囲気を崩さないだけでなく、文字の色によっては見にくくなるページが出ることを防ぐためです。
【内容を確認】
- まず最初に「見て面白い」「役に立ちそう」「雰囲気が良い」などといったページづくりを心がけましょう。
- 不必要に大きい画像や音楽を強制的に表示させないようにしましょう。
大きな画像などにはあらかじめ警告を出したり、ファイルサイズを表示させたりして、見ている人が自分の意志で選択して閲覧してもらう方式をとりましょう。
- 個人のプライバシーに関わる情報は、自分のものも他人のものも公開する場合は慎重に。住所や電話番号の掲載はしない方が良いです。公開する場合はそれに伴うリスクも覚悟の上公開しましょう。
- 他人の著作物を無断で公開しないようにしましょう。
お気に入りの歌でも歌詞全部を公開したりしないように。
- まだ完成していないページにはリンクをしないようにしましょう。せっかくリンクをたどって見に来てもらったのに「工事中」とか「未完成」で他に何もないページでは落胆させたり腹立たせたりしてしまいます。